石鹸百科
検索
OLD TOPIC
Topic title

石けんカスについて

クワガタ

こんにちは!質問ですが、
知り合いの方に「石けんは水質汚染の影響が少ないと言われていますが、石けんカスは水質を汚すんじゃないか?」と質問された時、僕は「日光に当たると微生物の餌に変わるから大丈夫だと思います」と答えましたが、それでよかったでしょうか?
みなさんの考えをお聞かせください!お願いします。

旧石けん楽会のこのトピックを見る
2005年07月14日
0人の方がこのトピックをお気に入りに入れています
お気に入りに登録

Comment list

  • Re: 石けんカスについて

    こん

    ん〜、50点。
    一般に石けんは生分解性が高いと言われています。
    生分解とは、平たく言えば「微生物に食べられて水と炭酸ガスに変わること」と思えばいいかな。
    生分解性が高い≒微生物に食べられて水と炭酸ガスに変わるまでの時間が短い、なら一見問題なさそうですよね。

    でも、残念ですが微生物は、石けんカスを全部は食べきれないんですね。
    この「食べ残し」が水質汚染になるんですよ。
    それに、この微生物は石けんカスを食べる時に、水に溶けた酸素も使うんですが、
    餌となる石けんカスがすごくたくさんあって、微生物がたくさん増えて酸素をどんどん使うと、
    魚や貝が呼吸ができなくなって死んでしまうんです。
    これも、ある意味で「水質汚染」ですよね。

    何事も物には限度という物があって、少量ならほぼ無害でも大量だと害になるという場合があります。
    だから、いくら石けんの生分解性が高いといっても、遠慮なくどんどん使っていいってものではないんですね。
    石けんを使う時は、必要最低限の量を使うように心がけましょう。

    2005年07月14日
    親投稿前の投稿次の投稿
  • Re^2: 石けんカスについて

    うぴ


    > 何事も物には限度という物があって、少量ならほぼ無害でも大量だと害になるという場合があります。
    > だから、いくら石けんの生分解性が高いといっても、遠慮なくどんどん使っていいってものではないんですね。
    > 石けんを使う時は、必要最低限の量を使うように心がけましょう。

     せっけんカスは、現在のせっけんユーザーが大目に使うことによって出る量より、将来せっけんを使うであろう人がだす量のほうが多いのではないかと思います。というのは現在せっけんユーザーは一割にも満たないのです。もしせっけんユーザーがもっと増えた場合、せっけんカスも増えることが予想されます。

    このとき、せっけんカスが100%分解されないとなると、せっけんユーザーが増えたことにより、新たな水質汚染がでてくると思うのですが、それはどうなのでしょうか。

  • Re^3: 石けんカスについて

    こん

    新たなってことはないんじゃないでしょうか。
    というのも、その「将来増える石けんユーザー」は、現在の合成洗剤ユーザーの一部が石けんユーザーに転換した結果、と考えられますから、
    世の中で石けんの使用量が増えれば、その分合成洗剤の使用量が減るはずですよね。

    最初に石けんについて質問されたので、ここではずっと「石けんカス」と表現してきましたが、
    単純に有機物の排出という意味で考えると、合成洗剤でも石けんと同じように「カス」が発生し、
    やはり一定の条件下で、分解されずに残留する可能性があります。
    特に「植物由来の」合成洗剤は、有機物の排出量が多い方ですね。
    合成洗剤の場合、石けんと違って洗濯機などにカスが付着する率が低いので、
    一般にその存在が気付かれにくいのですが、排水の中にはしっかりカスが存在しています。
    発生率・残留率・分解にかかる時間など、それぞれに相違があるので、単純比較はできませんが、
    石けんユーザーが増えることによって水質汚染が悪化する、と考えるにはあたらないのではと思います。

    それよりも、現代の過剰な「清潔志向」により、大して汚れてもいない物をせっせと洗うなど、
    洗濯・入浴・清掃などに洗剤を使う機会が、昔に比べて飛躍的に増えていることの方が問題だと思います。
    「清潔の徹底」が伝染病の蔓延を防いだなど、もちろん良い面もあったのですが、
    さすがに今時の綺麗好きは、ちょっと度が過ぎているのではないかと思うことがあります。
    たとえば、うちの隣家は洗濯魔さんらしく、大家族でも小さな子供がいる訳でもないのに、
    毎日のように、一日何回洗濯機を回すの?って不思議になるくらい。
    他人事ながら、隣家の洗剤使用量はものすごいんだろうな、なんて思ってしまいます。
    これをせめて一日一回にすれば、洗剤も水も使用量がぐっと減るはずですよね。
    (ちなみに、隣家は合成洗剤ユーザーらしいです)

    ですから、石けんであろうが合成洗剤であろうが、それぞれの適正な使い方をきちんと把握し、
    ちゃんと汚れの程度に見合った洗い方をしたり、まとめ洗い・分け洗いを適宜使い分けるなどの、小さな努力を重ねることこそが、
    総排出量の低減につながる、最も大切な事なのではないでしょうか。

  • Re^4: 石けんカスについて

    うぴ

     さっそくのお答えありがとうございます。ちょっと勘違いをしてました。
    タイトルがせっけんカスとなっていたので、せっけんの廃液とは別の、もあもあというかつぶつぶというか、白いせっけんカスの分解のことをいっているのだと思ってました。

     廃液の分解であれば、合成洗剤のひとが、せっけんにとってかわるのですから、生分解はそちらのほうが高いのですから問題はないのです。
      
     自分が合成洗剤からせっけんに切り替えたとき、合成洗剤ではでなかった(と思っていたのですが、実際はでていたのですね)白いせっけんカスがたくさんでたのです。せっけんの使い方もよくわからなかったので、こんなもんかと思い、せっけんカスをたれながししていたと思うのです。
      
    このせっけんカスもバクテリアによって100%分解されるものだと思っていたのです。がこれも食べ残しがでるのかなとちょっと心配になったのです。
    新たな水質汚染という言葉は適当ではなかったようですが、自分がせっけん初心者のとき、せっけんカスをいっぱい出してしまったので、その反省からです。
     

  • Re^5: 石けんカスについて

    赤星たみこ

    >  このせっけんカスもバクテリアによって100%分解されるものだと思っていたのですが、これも食べ残しがでるのかなとちょっと心配になってきたのです。
    この石けんカス、食べ残しは出ませんよ〜〜〜〜〜〜〜。
    下のレスにも書いていますが、通常の条件下なら、生分解性は100%です。
    ご安心を!
     

  • Re^6: 石けんカスについて

    うぴ

    > この石けんカス、食べ残しは出ませんよ〜〜〜〜〜〜〜。

    お答えありがとうございます。せっけん廃液のほうはすぐに分解するだろうとは思っていたのですが、せっけんカスのほうは、やわらかいとはいっても一応固体なので、液体に比べ分解しにくいのではないかと思っていました。バクテリア君は残さず食べてくれるのですね。安心しました。

  • Re^2: 石けんカスについて

    赤星たみこ

    赤星と申します。

    > でも、残念ですが微生物は、石けんカスを全部は食べきれないんですね。

    これだと、石けんの生分解性が100%ではないように聞こえるんですが、石けんは通常の条件だとほぼ100%分解されます。
    ↓このページがわかりやすいと思います。

    http://www.live-science.com/bekkan/data/seibunkai2.html

    > この「食べ残し」が水質汚染になるんですよ。

    食べ残しが出るのは、沼地だとか、酸素の供給がない、動かない水の場合ではないかと思います。
    とりあえず、うちの合併処理浄化槽は、すべて石けんに変えてから、水質がすご〜くよくなったと、管理会社からのお墨付きをもらいました。浄化槽はちゃんと曝気してますから。

    石けんを使う時は、石けんが最大限力を発揮できるよう、水温などに気を付け、洗濯中は泡が消えない量を使う、など上手に使うことが大切だと思います。
    一回の分量は、必要にして十分な量を。
    石けんが少なすぎた場合、酸性石けんが生成して、せっかく洗濯しても黄ばんだり、臭くなったりします。

  • Re^3: 石けんカスについて

    こん

    赤星先生、こんにちは。レスありがとうございます。


    > これだと、石けんの生分解性が100%ではないように聞こえるんですが、石けんは通常の条件だとほぼ100%分解されます。
    > ↓このページがわかりやすいと思います。
    >
    > http://www.live-science.com/bekkan/data/seibunkai2.html
    >

    あの、相手は多分小学生(違ってたらゴメンナサイ!)なので、このページは解説していただかないと難しすぎるのではないかと。
    私へのご指南でしたら、既にチェック済みでございます。


    > > この「食べ残し」が水質汚染になるんですよ。
    >
    > 食べ残しが出るのは、沼地だとか、酸素の供給がない、動かない水の場合ではないかと思います。
    > とりあえず、うちの合併処理浄化槽は、すべて石けんに変えてから、水質がすご〜くよくなったと、管理会社からのお墨付きをもらいました。浄化槽はちゃんと曝気してますから。

    そうでしょうね。
    でも、我々は常に最悪のシナリオまで考慮に入れて、日頃の行動に「適度な」抑制を加える習慣を持つ必要があるのではないでしょうか。
    魚の話をしたのも、100%分解されれば無闇に垂れ流していいのか、ということを考えてもらいたかったからです。
    分解するということは、大量になればなるほど、それ自体が環境負荷になる訳ですから、
    「微生物の餌」という言葉で、あたかもペットに餌をやるかのような、プラスのイメージを持たれない為にも、
    あえてマイナスの表現を取りました。
    石けんに限らず、人為的な有機物の排出は、すべからく環境に負荷をかけることになるので、排出しないのが一番環境に優しい。
    でも、それは現実的ではありませんから、せめてなるべく排出しない方法を工夫しなければなりませんよね。


    > 石けんを使う時は、石けんが最大限力を発揮できるよう、水温などに気を付け、洗濯中は泡が消えない量を使う、など上手に使うことが大切だと思います。
    > 一回の分量は、必要にして十分な量を。
    > 石けんが少なすぎた場合、酸性石けんが生成して、せっかく洗濯しても黄ばんだり、臭くなったりします。

    仰るとおりです。最小限というのは、1回づつケチって使えという意味ではないということは、直近別ツリーで書いたので、
    説明を省略してしまいましたが、自分のツリーしか見ないことを考慮して、ここでも説明しておくべきでした。

    石けんを使う時は、必要十分な量を使ってしっかり泡立てて洗う。
    でも、全体としての石けん使用量が、少しでも少ない量で必要十分になるよう、ひどい汚れは事前の拭き取りや部分洗いなどを行う。
    そして、そもそも使わないで済む程度の、軽い汚れの時は石けんを使わない、というのが私の趣旨です。

    ご指摘ありがとうございます。

  • Re^4: 石けんカスについて

    赤星たみこ

    こんばんは〜、赤星です。

    > 私へのご指南でしたら、既にチェック済みでございます。

    いえいえ、こんさんへの指南ではなく、このスレッドを見ているであろう、数千人のかたがたへのお知らせです。
    楽会は、アクセス数も多いですし、いろんな方がごらんになっているし、でも掲示板だけで石けん百科のほうは見ていない、という方も多いですから、そのかたがたへのアナウンスです。

    > 石けんを使う時は、必要十分な量を使ってしっかり泡立てて洗う。
    > でも、全体としての石けん使用量が、少しでも少ない量で必要十分になるよう、ひどい汚れは事前の拭き取りや部分洗いなどを行う。
    > そして、そもそも使わないで済む程度の、軽い汚れの時は石けんを使わない、というのが私の趣旨です。

    そうですね!
    石けん百科や私もまったく同じ趣旨でホームページを作ったり、本を書いています。

    前は、この「必要にして十分な量を使う」の意味がわからない方も多く(今もまだたくさんいるのですが…。)講演に行っても、「必要十分な量」ではなく、「必要最低限=規定量」しか使ってはいけないと思い込んでいる方がすごく多いんです・・・。(しかもちゃんと計ってないので本当の規定量の7〜8割という人も多い)

    だから、「石けんで洗うのは黄ばむのが当然」とはっきりおっしゃる方もいらっしゃいます・・・。そういうかたがたがまだまだ多いので、ちょっと「必要最低限」という表現に過剰反応してしまう傾向はありますねー、ワタシ。ごめんなさい。

    必要にして十分な量を、しっかり溶かして、泡が立っている状態で洗うこと。これで黄ばみや臭いもなく、すっきり洗い上がります。
    規定量にこだわって黄ばんだり臭いが残ったりして、洗い直しをするほうが、石けんの使用量は増えますから、最初から十分な量を使って、アワアワで洗うのが、結果的にはいいですね!
    (もちろん、炭酸塩やアルカリウォッシュなどを使ってのアルカリ洗濯
    http://www.live-science.com/honkan/alkali/alkl06.html
    も併用してくださいね!)と、ギャラリーの皆さんへのアナウンスでした。

  • Re^2: 石けんカスについて

    クワガタ

    返答ありがとうございます!
    そうですか、やっぱり石けんも水質に負荷をかけるんですね…
    僕たち人間の生活は、どうしても少しは自然に負荷をかけているんですね。その負荷をどれだけ減らせるかが、僕たちのやるべき事なのかなと思いました。
    勉強になりました。ありがとうございました!

    2005年07月14日
    親投稿前の投稿次の投稿

Trendy Keyword

機能・成分についてなどの科学的な議論・質問
注目のキーワード

石鹸百科の通販サイト石けん百貨

機能・成分についてなどの科学的な議論・質問に関連した取り扱い商品
  • 石けん百貨石けん百貨

    石鹸、セスキ炭酸ソーダ、重曹など石鹸生活に必要な商品が揃うオンラインショップ

  • 石鹸百科石鹸百科

    石鹸の基礎知識から使い方まで、石鹸生活の総合情報サイト

  • 読んで美に効く基礎知識読んで美に効く基礎知識

    スキンケア・ヘアケアや化粧品の知識と日々のお手入れに役立つテクニックなどをご紹介

  • ニセ科学と石けんの諸問題ニセ科学と石けんの諸問題

    石鹸生活の中で出会うことの多いニセ科学の問題点を、客観的、科学的、合理的な観点から検証する情報サイト

石けん百貨株式会社