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ドラム式乾燥洗濯機の洗剤

sinosan

国民生活センターで発行している「たしかな目」11月号66ページから「洗濯後の衣類に洗剤が残るドラム式乾燥洗濯機」という記事が載っていました。

洗濯乾燥後のタオルをぬるま湯に漬けておいたら水の色が乳白色に変わりました。粉末合成洗剤が残っていたようです…という50代の男性の相談でした。

私も職場(療養介護型病棟)の清拭用レンタルタオルを濡らして巻いていると洗剤のヌルヌルがお湯に溶け出しお湯が泡立つのが気になっていたのでこの男性の気持ちがよく分かりました。

洗濯機メーカーに苦情を言ったら、洗剤の残留はやむを得ないとの答えだったそうです。その後、国民センターから洗濯機メーカー洗剤メーカーへの問い合わせ〜結論といくのですが、

結局、洗剤の改良とそれにあわせたドラム式洗濯機の洗剤量の目安を表示する。再度改良された洗剤でテストをすると残留洗剤濃度は改良前の約75パーセントに減少したという結論でした。ちなみにその記事の中で「洗剤の残留量についての基準はないが、洗濯機メーカーの経験上では10〜12ppm程度」だそうです。

この記事で濃度の濃い薄いの別はあるにしてもドラム式洗濯機で洗濯すると洗剤が残留することがよーく分かりました。そして、石けんだけでなく「今までドラム式で使えなかった一般合成洗剤も使えます」という当該ドラム式のパンフレットの表記も興味深かったです。いかに日本の洗濯機メーカーが洗濯液の洗浄剤溶かし込みやそれに伴うアワアワを軽視しているか実感できるではありませんか。

この記事は石けん切り替えの時に残留した合成洗剤のために一時的に使用量が増してしまうという皆さんの指摘にちゃんとした数字で裏付けたという点で、そして日本のドラム式がいかにアワアワに対応してこなかったかについてとても興味深かったです。ネットでこの記事は発見できませんでした。興味のある方は「たしかな目」2006年11月号をご覧ください。

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2006年11月04日
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  • Re: ドラム式乾燥洗濯機の洗剤

    こん

    私も読みましたよ。

    国民生活センターからこの件で問い合わせがいった時点で、洗濯機メーカーの言い分は当初、男性が洗剤を使いすぎたのが悪い、みたいな感じでした。一方、国民生活センターが洗剤メーカーに問い合わせたところ、ドラム式ユーザーの消費者から洗剤メーカーに対して、実際には同様の苦情が相次いでおり、洗剤メーカーでは既に製品改良していることがわかました。しかし、男性はその情報を把握しておらず、改良前の使用量で洗剤を投入し、洗濯機メーカーも洗剤改良の情報を掴んでおらず、改良前の製品でテストしていた、と。

    結局、洗濯機メーカーと洗剤メーカーと消費者の使用習慣との、情報の相互ミスマッチによるトラブルということで、洗濯機メーカーが取り説の内容を変更するということで落ち着いたようですが、これを読んで私が思ったのは、洗濯機の取り説に従って使用しても、それがベストな使用方法とは限らないんだ、ということです。それと、洗濯機メーカーも洗剤メーカーも、自らが推奨する「正常な使用方法」でも洗剤が衣類に残留するということを堂々と認めていらっしゃる(まあ、安全性に問題のない範囲」とは言っています)。ちゃんとした使用方法なら残留しないものと思っている、一般の多くの消費者の立場との乖離がここにも歴然とある訳で、なかなか意味深長な発言だなと思いました。

    冊子の記事そのものではありませんが、内容を消費者からの相談事例という形でまとめた情報がHP公開されていますので、URLを張っておきますね。
    http://www.kokusen.go.jp/jirei/data/200608.html

    2006年11月04日
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  • 洗剤が衣類に残留するということ

    muji

    なんというか、国民生活センターの情報って、もっと、広く一般に流れるようにならないものですかね。。。確かに、ここにきているような、常にアンテナを高く張っているような方々は、知る機会がとても多いでしょうが、実際に、お子さんを生んだばかりで動けない方や、そのお母さん世代の方々、お年寄りなど、特に知っていて欲しい方々に、そういった大切な情報が、伝わりにくいですよね。

    いつもブルーになるCMがあります。
    液体洗剤アリエールのCMで、同社の粉末洗剤との溶け比べをしている映像が流れます。お子さんが出ているので、「洗剤は溶け残りが合って当たり前、でも、子供には危険かもしれないから、小さい子供のいるお家では液体を使ってね♪」という感じでしょうか。
    釈然としません。やはり、洗剤は溶け残って当たり前、でも、『たいていの多くのフツーの人』には、安全な程度ですよ、という事なのでしょうか。

    でも、もしかすると、こういうことは考えないで、ごくごく単純に、「夏は粉末、寒い時期は液体がいいのねー」と切り替えて使うという人が多いのかも。
    スマップがCMキャラになっているだけでも、CM製作には莫大な費用がかかっているし、その分、とても多くの人がこの洗剤を手にとっているだろうし。
    国民生活センターの重要な案件よりも、アイドルのでているCMの方が、ごく一般の方々には、自然と、簡単に、目に触れる機会が多いんですよね。

    私は、ある程度の薄さでは、白濁するのは石けん、洗剤はにごらないものと思っていました。白濁するほど、洗剤が残っていたのって、かなりの残留量ではないでしょうか。

    花王やP&Gなどの企業にお勤めの方々は、ご自分ではどのように、お洗濯なさっているのか、とても気になります。。。。

  • Re: 洗剤が衣類に残留するということ

    sinosan


    > 釈然としません。やはり、洗剤は溶け残って当たり前、でも、『たいていの多くのフツーの人』には、安全な程度ですよ、という事なのでしょうか。

    > 私は、ある程度の薄さでは、白濁するのは石けん、洗剤はにごらないものと思っていました。白濁するほど、洗剤が残っていたのって、かなりの残留量ではないでしょうか。
    >
    > 花王やP&Gなどの企業にお勤めの方々は、ご自分ではどのように、お洗濯なさっているのか、とても気になります。。。。

    この記事で言いたいことは洗剤の溶け残りではなく、きちんと溶けたとしてもすすぎ後の洗剤は残留するということです。ということは石けんでもすすぎに石けん分が少し残るかもしれないということかな?

    でも石けんはある程度の濃度より薄くなったら界面活性剤としての能力をを失活するのです。たくさん残りちゃんとすすぎきれないといろんな問題を引き起こすので論外ですが、ちゃんとすすげていれば、そのすこーし残った微量の石けんカスが柔軟材の代わりに繊維をふんわりしてくれます。

    その点、合成洗剤はいつまでも濃度が薄くても界面活性剤としての性質を失いません。そのことと、たくさんの不必要な添加物蛍光増量剤なんかを考えると、やっぱり薄い濃度でも、安全性に問題ないといわれても洗剤の残留はいやですね〜。

    いろんな洗濯機が世に出回っていますけど、ちゃんと洗い、ちゃんとすすぐ、基本性能がしっかりして、自分流に簡単に設定できる便利さを考えると二槽式が一番使いやすい。その確信は深まるばかりです。

  • Re: 洗剤が衣類に残留するということ

    muji

    すみません、「溶け残り」=「残留」ではありませんね。
    私の取り上げたCMは、「粉を液体に変えてね」という宣伝だから、あくまでも「溶け残り」に対してのものでしょう。
    続けて書く内容ではなかったです、失礼しました。

    今回の「たしかな目」のお話でも、洗剤の「使用量」とか、「溶かし込み」という表現が出ていたので、「溶け残り」も関係するのかな、とも思ったのですが、違うのですね(不勉強+理解力が足りなくて、お騒がせします(-_-;))。
    問題のあった洗剤の改良点は、「すすぎ時に、きちんと、取れるようにした」という事なのでしょうか。
    でも、「残留する」んですよね。

    すすぎ直後には、水が白くならない程度にきちんとすすげているのに、だんだんと後から、衣類から染み出してくる洗剤分があり、その、染み出てきたもの(=残留していた洗剤分)の為に、その後でつけた別の水が乳白色になった、という事なのでしょうか?

    ドラム式を使った事がないので、ぼんやりとしか、わかっていなくて、「全自動よりはドラム式の方が、石けんに向いている」という認識だったのですが、石けんだとしても、なかなか、そうとばかりはいえない、ということなのかな。

    洗剤メーカーも、洗濯機メーカーも、「(石けん利用者ではなくて)現在の多くの一般家庭に、向いているもの、要求に応えるもの」を開発しているのだと思っていました。
    「時間短縮」とか「節水」とか「低騒音」とか、「臭くならない」とか「白くなる」とか、そういうことを掲げていて、それだけを見るといいなと思うけれど、「汚れが落ちない」、「洗浄剤が残る」これでは、その道具の本当の役目がわからないですよね。

    2006年11月06日
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