
石鹸における脂肪酸の種類について
tanemusi
石鹸の定義として、炭素原子が8個以上の脂肪酸のアルカリ塩、とあったのですが、炭素原子が8個未満では石鹸として成り立たないのはなぜでしょうか?また、炭素原子の数が8個より多ければどの脂肪酸でも石鹸が出来上がるのでしょうか?
- Re: 石鹸における脂肪酸の種類について水風翠/2018年06月12日 20:07
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Re: 石鹸における脂肪酸の種類について
水風翠炭素原子8未満の脂肪酸(短鎖脂肪酸)は石鹸として作用せず、酢酸に於いては「酢酸と水酸化ナトリウムを反応させる事で酢酸ナトリウム化し、酢酸ナトリウムを水酸化ナトリウムとともに強熱すると、メタン(ガス)が得られる。」(wikipedia 酢酸ナトリウム より)
と、とても危険です。
また、炭素が多くなると融点が上昇しますので一般的な水に溶かして利用する事を前提とすれば、飽和脂肪酸のC16パルミチン酸、C18ステアリン酸が現実的限界だと思います。